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Posted by ミリタリーブログ at

2016年02月21日

BGS Rucksack リュックサック 

BGSで使用されていた背嚢(リュック)をご紹介します。

いかにもヨーロッパの伝統的リュックという感じがしますね。
1960年頃のBGSで存在が確認できています。
他の大きさのリュックというのはBGSの写真を漁っても出てこないので、リュックはこのタイプのみなのかもしれません。

中に何か入れてふくらました状態の写真も載せたかったのですが、いい中身がなかったので平面の状態の写真です…
容量は35リッターくらい…?

背面にフレームは入っておらず、革以外はすべて分厚いコットンでできているようです。
テントなどを括りつけるのか、たくさんベルトループがついています。

裏面

左のベルトは底面の金具と針金で固定されていますが、本来は右のベルトのようにフックで底面の金具にかけて使用するように作られているようです。
肩ベルトにはフェルトのようなクッションが縫い付けられています。



蓋の部分にもポケットがついていて収納性はとてもいいですね。
連邦軍のリュックと違い、側面にポケットはなくベルトループのみがついています。
メイン収納の中にも仕切りがあり、背中と接する方にクッションシートか何かを入れられるようになっています。これは連邦軍のリュックと同じですね。

BGSの写真を漁っていても隊員のロッカーの上に置かれているくらいの写真しか見ることができず、実際に使用している写真はほとんどないなんともマニア心をくすぐる逸品です…。たまにあっても隅っこにコソッと写ってるだけ…

まだまだこのアイテムに関する情報は不足しているので、何か情報ありましたら是非お知らせください。
  
Posted by BACON at 16:28Comments(1)装備BGS

2016年02月20日

BGS MP1 Short Magazine Pouch MP1 ショートマグポーチ

MP1ショートマガジンポーチのご紹介。
新品未使用品です。

MP1とは戦中イタリア軍のM1938の発展形のような銃で、1950~1970年代のBGSでよく見られます。

戦中MP40のマグポーチとそっくりです。


ベルトループは4つもついていて平行にも斜めにもベルトに通すことができます。親切な設計ですね。様々なつけ方ができます。


裏面刻印
TWHといってもさすがにドイツのエネルギー会社ではなさそうです。


NSNが刻印されています。比較的新しいものですね。
この製品に関してNSNを検索するとどうやら1977年以降に作られたらしいという情報がありました。
https://www.nsncenter.com/NSN/8465-12-169-7701



MP1の他にMP5もBGSは使用していましたからもしかしたらMP5のマガジンも入れていたかもしれません。当初はMP5もストレートマガジンでしたね。
  
Posted by BACON at 11:51Comments(4)装備BGS

2016年02月19日

BGS G1 Magazine Pouch G1ライフル マグポーチ

BGSで使われていたG1ライフルのマグポーチのご紹介。

BGSというとこのマグポーチをつけた兵士をよく思い浮かべると思います。
もちろん、G1ライフルは最初連邦軍に採用されましたから連邦軍も同形状のマグポーチを採用していました。あとにも触れますが、実は西ベルリン警察も採用していたみたいです。


戦中のKar98のマグポーチをそのまま大きくしたような形です。

中にはマガジンを出しやすくするために引っ張るベロがついてます。同じような仕組みが戦中の拳銃ホルスターにもついていますね。

刻印のアップはこちら。

72年製と思われます。


これは69年製かと。
BERLINと刻印されていますが、これはBGSでなく西ベルリン警察に調達されたものかもしれません。

西ベルリン警察もBGSと同じく共産主義国と資本主義国の境の最前線で活動していたために重武装した野戦機動部隊を持っていたようです。装備がBGSと色も含めほとんど同じなのでBGSモノとして西ベルリン警察のものが流通していることもあるようです。でも比較的珍しいケースかな?
他の自治体警察も野戦装備を揃えてBGSと合同訓練なんかもしてます。今で言う特殊部隊なのか時代が時代だから特別に準軍事組織化されていたのかは今のところよくわからないです…教えてください

  
Posted by BACON at 23:13Comments(2)装備BGS